大乱闘スマッシュブラザーズやマリオカートなど、パーティー向けの作品も多いと思われがちですが、RPGでも素晴らしい作品が多く輩出されています。
今回はSwitchでプレイできるおすすめのRPGをご紹介させていただきます。
こんな方におすすめ
- Switchでやりたいゲームを探している
- RPGのおすすめゲームを知りたい
目次
- RPGとは
- おすすめのRPGゲーム13選
- OCTOPATH TRAVELER(オクトパストラベラー)
- ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S
- ソフィーのアトリエ 不思議な本の錬金術士 DX
- ライザのアトリエ 常闇の女王と秘密の隠れ家
- 英雄伝説 閃の軌跡III
- アライアンス・アライブ HDリマスター
- ファイアーエムブレム 風花雪月
- ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ
- ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド
- Xenoblade Definitive Edition(ゼノブレイド ディフィニティブ エディション)
- Xenoblade2(ゼノブレイド2)
- ルーンファクトリー4 スペシャル
- イースVIII -Lacrimosa of DANA-
RPGとは
RPGとはロールプレイングゲームの略で、物語の主人公となり戦いやシナリオを楽しむゲームとして日本市場で特に人気のあるゲームのジャンルとなります。
戦闘スタイルは、ターン事にキャラクターが行動を選択するコマンド形式が主流ですが、時代の流れと共に多彩な戦闘方法が取り入れられています。
戦闘形式 | 内容 | 代表作 |
コマンド | ターン事にキャラクターの行動順序が回ってきて、行動する動作を選択して戦う形式 |
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アクション | リアルタイムに攻撃・回避・防御の動作を直感的に操作する形式 |
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シュミレーション | 将棋のマスのような盤面上にキャラクターが配置され、ユニットの移動・攻撃などの行動を選択して戦う形式 |
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私も日本で生み出されるRPGが大好きで、数多くの作品をプレイしてきました。
その中でもこれは面白いゲームだと感じるソフトに共通する点は以下の3点です。
- ストーリー
- ゲームシステム
- 音楽(BGM)
心を動かすような深みのあるストーリー、辞め時を失うほど熱中するような白熱とした戦いを楽しめる戦闘システム、ストーリーや戦闘と盛り上げる良質なBGMと面白いゲームには欠かすことのできない要素だと考えています。
ロールプレイングゲームの基本と呼ばれる要素ですが、人によってはストーリーは薄くても戦闘が面白ければ良いという人やストーリーが重要で戦闘システムは複雑でない方が良いという好みの違いはあると思います。
そこでこれから紹介するゲームは、「ストーリー」「戦闘」「音楽」3つの軸から、皆さんの趣向に合ったゲームを紹介していきます。
おすすめのRPGゲーム13選
OCTOPATH TRAVELER(オクトパストラベラー)
ジャンル | RPG |
戦闘システム | コマンド |
開発 | スクウェア・エニックス |
想定クリア時間 | 60時間 |
ストーリー評価 | |
ゲームシステム評価 | |
BGM評価 |
ポイント
- 過去FFシリーズ、ロマサガシリーズが好きな人におすすめ
- 2Dと3Dが融合した「HD-2D」と呼ばれる新たな技術でドットの世界を新たな形で表現
- ブレイブリーデフォルトの開発メンバーが中心に開発
ストーリー
8人のキャラクターのそれぞれの冒険を描く良質なストーリー
8人の旅人ひとりひとりにテーマが設定されており、王道なシナリオから復讐をテーマにした重いシナリオまで幅広いストーリーを楽しむことができます。
それぞれが独立した旅として描かれるので、8人のキャラクター間の交流要素は少な目です。
ゲームシステム
スクウェア・エニックスらしくジョブシステムを採用したコマンド形式の戦闘システム。
キャラクター固有に設定されるメインジョブと、自由に付け替えを行えるサブジョブがあり、育成要素も高評価。
行動順を制御しながら弱点を突くことで、大ダメージを与えられるブレイク状態、ゲージを貯めて通常攻撃やアビリティの威力を高めるブーストを駆使して戦略的な戦いを楽しめます。
音楽・BGM
イベント・マップ・戦闘どれも良質な音楽ばかりで完成度の高い音楽を楽しむことができます。
PV動画
ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S
ジャンル | RPG |
戦闘システム | コマンド |
開発 | スクウェア・エニックス |
想定クリア時間 | 100時間 |
ストーリー評価 | |
ゲームシステム評価 | |
BGM評価 |
出典:Amazon.co.jp
ポイント
- PS4版にキャラクターボイス、追加エピソードの新要素が追加された完全版
- ファミコン時代のような2Dのグラフィックと現代風の3Dのグラフィックのモードを切り替えて遊ぶことが可能
ストーリー
一番おすすめしたいポイント
王道なファンタジーRPGのストーリーを楽しみたい人におすすめです。
メインストーリーでは、勇者の証が発現した主人公が王城に迎え入れられますが、今までのシリーズと違い、勇者は悪魔の子だと虐げられ追われる立場となります。
なぜ勇者が終われる立場となるのか、またサブタイトルの「過ぎ去りし時を求めて」の意味がストーリーの展開と共に明らかになる展開がとても面白かったです。
戦闘システム
今までのドラクエシリーズ同様、オートドックスなターン制コマンド式のRPG。
戦闘中に集中力が高まると「ゾーン」という強化状態に入ることができ、ソーン中のメンバーと「れんけい」技を繰り出せるようになります。
成長要素としては、レベルアップ時に選べるスキルポイントを消費して、スキルやじゅもんを覚えることができある程度自由にキャラクターの育成方針を決めることができます。
ターン制のRPGとしての面白さは今までの作品とほぼ同じで手堅い面白さはありますが、新鮮味は薄目です。
ゲームボリュームの膨大さから後半の方は飽きが来てしまうかもしれません。
また、主人公の勇者が器用貧乏のため、戦闘で活躍が難しいところもマイナスポイントです。
音楽・BGM
歴代シリーズからアレンジされた曲が散りばめられているのが特徴です。
過去のドラクエをプレイしたプレイヤーほど、聞いたことのある曲調がなつかしさを感じられる作りになっています。
PV動画
ソフィーのアトリエ 不思議な本の錬金術士 DX
ジャンル | 錬金術再生RPG |
戦闘システム | コマンド |
開発 | ガスト |
想定クリア時間 | 50時間 |
ストーリー評価 | |
ゲームシステム評価 | |
BGM評価 |
出典:Amazon.co.jp
ポイント
- 「ソフィーのアトリエ」「フィリスのアトリエ」「リディ&スールのアトリエ」の不思議な錬金術師シリーズ1作目
- 「NOCO」「ゆーげん」が描くキャラクターたちが魅力的
- アイテムの調合・戦略性のある戦闘システム・良質なBGMとゲーム性は高評価
ストーリー
キャッチコピーは「そろそろ世界を救うのにも飽きてきた。」となっており、RPGでよくある世界を救うような壮大なテーマがあるわけではありません。
そのため、各作品で描かれるシナリオは、錬金術師として成長される過程が描かれるようなお話で、日常風景を描かれることが多めです。
アイテム調合RPGとしてゲーム性に特化しているため、ストーリーはおまけとして考えておきましょう。
ゲームシステム
キャラゲーかと思われがちな本作ですが、辞め時を失うほど没頭できるゲームシステムが本作のウリです。
主人公は錬金術師で、素材を集めて調合してアイテムや装備を生み出すことができます。
調合に使用する素材、調合の仕方によって生み出されるアイテムは性能に大きな差が生まれるため、より強いアイテムと武器を生み出すために試行錯誤する面白さがあります。
戦闘面ではターン制のコマンド式のRPGですが、攻撃・防御時に控えのメンバーと入れ替わるテクニカルなバトルが楽しめます。
調合によって生み出したアイテムを戦闘中に使うことができ、主人公のメインウェポンとして活躍します。
- HP回復用のアイテムに、HP50%を切ったらカウンター発動する特性やターン事に繰り返し自動発動する特性を加える
- 攻撃用のアイテムに、範囲に特化した雑魚専用の特性やボス戦に特化した火力重視の特性のアイテムを作り出す
など試行錯誤しながら強いアイテムを生み出し戦闘で活用する、錬金術+RPGを上手く組み合わせたゲーム性が非常に楽しかったです。
音楽・BGM
特に戦闘BGMは、耳障りの良い疾走感溢れる音楽が魅力的です。
アトリエシリーズは音楽の評価が高いことでも有名であり、戦闘や町、フィールドの音楽を過去作のBGMに切り替えることもできます。
PV動画
ライザのアトリエ 常闇の女王と秘密の隠れ家
ジャンル | 錬金術RPG |
戦闘システム | コマンド |
開発 | ガスト |
想定クリア時間 | 50時間 |
ストーリー評価 | |
ゲームシステム評価 | |
BGM評価 |
出典:Amazon.co.jp
ポイント
- アトリエシリーズ最高記録の世界累計出荷本数50万本を突破した、アトリエ最新シリーズ
- 「トリダモノ」が描くキャラクターが魅力的
- アイテムの調合・戦略性のある戦闘システム・良質なBGMとゲーム性は高評価
ストーリー
こちらも「不思議な錬金術師シリーズ」同様こじんまりとした展開となります。
アイテム調合RPGとしてゲーム性に特化しているため、ストーリーはおまけとして考えておきましょう。
ゲームシステム
こちらも「不思議な錬金術師シリーズ」と同様、本作の最大の特徴です。
調合システムは、新しく一新されアイテムクリエイションゲームとしての進化を遂げています。
少し複雑化されたため、調合に割く時間が増えましたがアイテム調合の面白さは前作同様変わりありません。
戦闘システムについても一新され、コマンド選択中も敵や味方の行動が止まらない「リアルタイムタクティカルバトル」へと進化しました。
基本は一人のキャラクターを操作し、仲間はAIで動くFF13形式ですが、操作キャラクターは戦闘中いつでも変更することができ、状況に併せたキャラクターに変更することもできます。
戦闘システムも一新されていますが、アイテムを生み出し戦闘で活用する錬金術+RPGを上手く組み合わせたゲーム性はそのままの面白さです。
音楽・BGM
シリーズお馴染みの柳川和樹さんと浅野隼人さんの他にも多数の作曲家が加わり、多くのBGMが収録されています。
フィールドでは昼と夜でBGMが変わったり、通常戦闘曲も後半で切り替わり多くの曲を楽しめる仕様です。
特に戦闘BGMは、アトリエシリーズに相応しい印象に残る音楽になっています。
PV動画
英雄伝説 閃の軌跡III
ジャンル | ストーリーRPG |
戦闘システム | コマンド |
開発 | 日本ファルコム |
想定クリア時間 | 90時間 |
ストーリー評価 | |
ゲームシステム評価 | |
BGM評価 |
出典:Amazon.co.jp
ポイント
- ドラマチックなストーリーが魅力の英雄伝説 軌跡シリーズ8作目
- シリーズでシナリオが続いている作品なので、1作目「空の軌跡 FC」からプレイを推奨
- シリーズ通して、「シナリオ」「戦闘」「音楽」が素晴らしい作品なのでRPG好きなら是非触れておきたい一作
ストーリー
閃の軌跡IIから2年後の世界、主人公リィンシュバルツァーが成長し士官学園の教師となり、生徒を導きながら帝国に降りかかる呪いを解き明かすストーリー。
8作にも渡り連続して続いてきた深みのあるシナリオが最大の魅力。
歴代のシリーズをプレイしてきた人だからこそ、登場キャラクターに感情移入し重みのある台詞に感動を覚える作品となっています。
ライトノベルのような厨二感溢れる設定や、心に来る熱いストーリーが魅力的です。
物語を楽しむ為には、最低でも閃の軌跡シリーズのプレイを推奨です。
ゲームシステム
戦闘は、フィールドに用意された小さいマップの中で戦うコマンド形式の戦闘システム。
「AT」バトルというターン制の戦闘形式で、キャラクターのスピードによって行動順が決定され行動することができます。
移動や通常攻撃などの軽い行動を取れば、次の行動順も比較的早く回ってきますが、固有技のクラフトや魔法のアーツを使用すると次の行動順序が回って来るのが遅くなる仕組みです。
キャラクターの必殺技であるSクラフトでは、行動順序を割り込んで発動することもでき、敵味方の行動順を考えて戦う戦略的なバトルを楽しめます。
ストーリーRPGとして、町に配置されるモブキャラ一人一人にも設定が練られているのが特徴です。
ストーリーの進行に併せて会話のパターンも変わり、それぞれの背景にあるストーリーも楽しめます。
イベントが終わるごとに町の人に話を聞きに行く面白さがあるのも本作の魅力の一つです。
音楽・BGM
日本ファルコムは、ゲーム音楽好きであれば誰もが知る有名な企業です。
軌跡シリーズのストーリー・バトルを盛り上げる重要な要素で、物語に併せた良質な曲と熱い展開を激しく盛り上げる熱いBGMで多くのファンを獲得しています。
過去作である「空」「零」「碧」のアレンジ曲も登場しており、シリーズファンには嬉しいポイントです。
PV動画
アライアンス・アライブ HDリマスター
ジャンル | RPG |
戦闘システム | コマンド |
開発 | フリュー |
想定クリア時間 | 20時間 |
ストーリー評価 | |
ゲームシステム評価 | |
BGM評価 |
出典:Amazon.co.jp
ポイント
- 3DSで発売されたアライアンス・アライブから映像を全てHD化した移植版
- サガシリーズのシステムに近いゲーム性が特徴
ストーリー
立場の違う9人の主人公を操作し、魔族に支配された人々の世界が描かれます。
序盤では、それぞれのキャラクターの視点を切り替えながら進み、やがて9人のキャラクターが合流し共に冒険をしていくこととなります。
ストーリーは王道のファンタジーRPGで9人のキャラクターそれぞれが魅力的で、物語を楽しく読ませてくれます。
ゲームシステム
「サガ」シリーズの戦闘システムを担当した小泉今日治さんがゲームデザインを担当しておりサガシリーズに似たターン制の戦闘システムを楽しめます。
- キャラクターにレベルの概念はなく、戦闘終了時にランダムでHP、SPが上がる
- 戦技と呼ばれる武器固有の技は、戦闘中ランダムで閃く
- 攻撃力が上昇し、被ダメージが増える前衛・サポート能力が向上し、被ダメージが減る後衛などを配置する隊列
- 戦闘中様々な武器に切り替え可能
など、サガシリーズの面白さを踏襲したゲーム性が特徴です。
戦闘中、隊列も切り替えることが可能で、状況に併せた隊列を選択し、強敵を倒す面白さと、たくさんの武器を扱い色々な技を閃く要素が魅力的でした。
音楽・BGM
サガフロンティア、FF13など様々な名曲を手掛けた浜渦正志さんが作曲しています。
しかし、本作では印象に残る曲はないように感じました。
落ち着いた雰囲気の曲が多く、可もなく不可もなくと言った印象です。
PV動画
ファイアーエムブレム 風花雪月
ジャンル | シミュレーションRPG |
戦闘システム | シュミレーション |
開発 | インテリジェントシステムズ / コーエーテクモゲームス |
想定クリア時間 | 70時間 ※1ルート |
ストーリー評価 | |
ゲームシステム評価 | |
BGM評価 |
出典:Amazon.co.jp
ポイント
- 3つの国が割拠するフォドラにて、士官学校の教師となり戦いに身を投じていくシュミレーションRPG
- シュミレーションRPGのバトルと、士官学校での自由行動の2つのパートを楽しめる
- 圧倒的な完成度を誇るシュミレーションRPGとして、是非手に取ってもらいたい一作
ストーリー
3つの国割拠するフォドラにて、士官学校での生活が描かれる第一部、5年後に3国が戦争へと発展する第二部と二部構成で物語が描かれます。
さらに主人公は、教師として3つの国からどの国の生徒のクラスを担当するか選ぶことができます。
第二部では、担当したクラスの国の視点で物語が進むので、3つの国ごとにそれぞれ全く異なるストーリーを楽しめます。
第一部で未熟だった生徒が、第二部では成長した姿を見せてくれるところや、
かつて同じ学校で共に競い合い高め合った生徒たちが、戦争になり戦場で再び相まみえる姿に戦争の悲しさと悲壮感が戦記シュミレーションとして深みのあるシナリオを演出しています。
3ルートあるので、1ルートが短めかと思いきや1ルートクリアするだけでも70時間という大ボリュームで物語が描かれます。
ゲームシステム
過去2作が3DSで作られていたこともあり、本作は据え置きゲーム機としてクオリティの高さに驚かされます。
3Dで綺麗に描かれるキャラクターも、戦闘では自然な動作で格好よく動いてくれます。
シュミレーションRPG要素として、やれることが多く以下の要素は特に面白く感じました。
- 様々クラスに転職し、スキルを習得していきキャラクターを強くする育成要素
- マップの特性を捉え、戦略的に立ち回るシュミレーションRPGの面白さ
- 自由行動で、キャラクターとの信頼関係を深めたり、育成したり、戦闘の準備と自由度の高いゲーム性
第二部では5年後の舞台となっていますが、第一部では生徒だったキャラクターも成長し立ち絵や3Dモデル、戦闘中の音声も一新されます。
「剣士」「盗賊」「プリースト」など様々なクラスに変更できる本作では、クラスに合わせてキャラクターの服装も変更されるなど、細かいところまで妥協しない圧倒的な完成度を感じさせます。
使いまわし、手抜きなどで開発コストを減らしてるなーと感じさせる昨今の日本のゲームに一石を投じる完成度の高いゲームシステムは、ここ近年で最高の出来だと感じました。
音楽・BGM
圧倒的な完成度を誇る本作ですが、BGMまで多数の名曲を作り出し、多くの人を魅了しました。
特におすすめしたいのは戦闘BGMがどれも素晴らしいものばかりです。
シュミレーションゲームの性質上、1戦闘に掛かる時間が長くなりがちですが、
いつまでも聞いていたくなる良質な音楽のお陰で、むしろ戦闘が終わってしまうのが寂しく感じるほどです。
PV動画
ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ
ジャンル | アクションRPG |
戦闘システム | アクション |
開発 | アトラス / コーエーテクモゲームス |
想定クリア時間 | 50時間 |
ストーリー評価 | |
ゲームシステム評価 | |
BGM評価 |
出典:Amazon.co.jp
ポイント
- ペルソナ5から半年後の後日談を描く完全新作ストーリー
- 無双シリーズを手掛けるコーエーテクモゲームス(オメガ―フォース)との共同開発作品
- 無双アクションを取り入れているが、戦闘方法がアクション形式のRPG
ストーリー
ペルソナ5から半年後の夏休み、夏休みを利用して再び再会した怪盗団のメンバーが、見知らぬ異世界ジェイルへと迷い込み全国を回りながら各事件を解決に導いていくストーリー。
ペルソナ5の完全後日談ストーリーとなるため、ペルソナ5をクリアしておくことを推奨です。
今までの無双コラボ作品と考えるとストーリー要素は薄いと思われがちですが、新たなテーマを掲げその描写を丁寧に描く本編にも負けないくらいの良質なシナリオを提供してくれます。
特に新たに加わるオリジナルキャラクター「ソフィア」「長谷川 善吉」の二人が織りなすストーリーは、とても感動できるシナリオに仕上がっています。
2人が抱える問題、そしてそれを解決していく過程が丁寧に描かれ、胸が熱くなる演出を楽しめますよ。
ゲームシステム
戦闘方法は無双アクションと呼ばれる□と△を組み合わせて戦うアクション形式に変更となっています。
ただし完全なアクションに移行したわけではなく、バトル自体はエンカウント方式を採用しており、ペルソナ5のダンジョン攻略形式はそのままに、戦闘がアクションに変わっているというイメージです。
戦闘がアクションに変わった以外は、原作のシステムを踏襲しており、以下のような原作の面白さは健在です、
- 弱点を突いて、態勢を崩して総攻撃を仕掛けるゲーム性
- ペルソナチェンジで、状況に合わせたペルソナを次々と切替えていく楽しさ
- ペルソナ合成のスキル継承で拘りのペルソナを作る要素
戦闘中は敵や味方の動作を止めて、ゆっくりとスキルを選択してから発動することもでき、
アクション + コマンドRPGを融合させたようなゲーム性にもなっています。
音楽・BGM
原作から魅力的なBGMが多かったペルソナ5ですが、本作もその魅力は健在です。
もともと原作から評判の良かった曲が利用されたり、原作のBGMからアレンジした音楽も印象に残る音楽でした。
PV動画
ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド
ジャンル | アクションアドベンチャー |
戦闘システム | アクション |
開発 | 任天堂 |
想定クリア時間 | 100時間 |
ストーリー評価 | |
ゲームシステム評価 | |
BGM評価 |
出典:Amazon.co.jp
ポイント
- ゼルダの伝説初のオープンワールドを採用したアクションアドベンチャー
- 2010年代で最も多くの賞を受賞した、国産のオープンワールドゲームでは最高の評価を得ている作品
ストーリー
100年前魔王ガノンの厄災に見舞われ崩壊したハイラルの世界を舞台に、記憶を失ったリンクが目覚め、ガノンに支配された国を取り戻すためだ旅立つストーリー。
もともとゼルダの伝説シリーズは、大筋の話だけ決まっていて後は好きにダンジョンを攻略していくゲーム性でしたが本作もその流れを踏襲しています。
オープンワールドということで、メインのシナリオ要素は薄めですが、その分ゲーム性に力を入れているのが特徴です。
ゲームシステム
本作の最大の特徴はオープンワード形式になった広大な世界で、何をするのも自由な高いゲーム性が特徴です。
広大なフィールドを馬に乗って駆け回ったり、高所からグライダーで滑空したりとどこまでも自由な冒険を楽しめます。
武器には耐久値が用意され、一つの武器だけを使うのではなく、素材を集めて様々な武器をクラフトして扱う面白さを生み出しています。
敵と戦う手段も無数に存在しており、オープンワールドで用意された世界で自分の楽しさを見つけられるゲームになっています。
音楽・BGM
ピアノを中心とした曲が多く、オープンワールドの広い世界を再現した落ち着いた曲調が特徴です。
PV動画
Xenoblade Definitive Edition(ゼノブレイド ディフィニティブ エディション)
ジャンル | コンピュータRPG |
戦闘システム | アクション |
開発 | モノリスソフト |
想定クリア時間 | 100時間 |
ストーリー評価 | |
ゲームシステム評価 | |
BGM評価 |
出典:Amazon.co.jp
ポイント
- Wiiで発売され独特なゲーム性が話題を呼び有名となったゼノブレイドのHDリマスター版
- 本編のその後を描く追加ストーリー「つながる未来」を新たに収録
- 3Dモデルもリファインされており、完成度の高いゲームをのそのままに綺麗なグラフィックで楽しむことができる
ストーリー
巨神界に暮らす人であるホムス族は、機械生命体・機神兵の侵略から物語が始まります。
襲撃により幼馴染を失った主人公シュルクは神剣「モナド」を手にし、機神兵との戦いに身を投じていきます。
悲壮感の漂うダークな展開を見せるストーリーが魅力的で、BGMの演出と合わさり熱いストーリー展開がいくつも見られます。
ゲームシステム
メインストーリーを進めながら新たなフィールドでサブクエストや探索を進めていくオープンワールド形式のRPGです。
広大なオープンワールド型のエリアマップとフィールドからシームレスに戦闘へ移行するシステムが特徴。
戦闘システムは、通常攻撃は一定間隔ごとに自動で攻撃するオートアタックで、プレイヤーは敵との位置を調整しながらアーツを発動するゲーム性です。
スキルはリキャスト性を採用しており、発動から一定時間を過ぎると再度使えるようになります。
盾役に敵のターゲットを取ってもらい、敵の側面、背面からアーツ放つのが基本的な戦略です。
フィールドにはユニークモンスターと呼ばれる強敵が存在し、倒すことでレアアイテムをゲットできます。
このようにMMOのRPGに近いゲーム性で「FF11」「FF14」に近いオンラインゲームのような戦闘システムを取り入れています。
そのほかにも
- 仲間とのエピソードを描くキズナグラム
- アーツ強化、スキル強化、武器防具のカスタマイズする豊富な育成要素
- 膨大なサブクエストのボリューム
などオープンワールドの世界で用意された膨大なゲームを楽しむ要素が魅力的な作品です。
音楽・BGM
音楽の評価は非常に高く、イベントの演出を盛り上げる曲や戦闘BGMは特に評判の良い作品です。
ディフィニティブ エディションでは再録音されたアレンジ楽曲や、新規BGMも追加されています。
オリジナルBGMの方が良いという人も新規BGM、アレンジBGMの切り替えもオプションにより設定可能です。
PV動画
Xenoblade2(ゼノブレイド2)
ジャンル | コンピュータRPG |
戦闘システム | アクション |
開発 | モノリスソフト |
想定クリア時間 | 100時間 |
ストーリー評価 | |
ゲームシステム評価 | |
BGM評価 |
出典:Amazon.co.jp
ポイント
- 戦略性の高い戦闘と広大なフィールドの探索要素で有名となったゼノブレイドシリーズ2作目
- ストーリー的な繋がりはなく、2作目からでも楽しむことが可能
ストーリー
雲海から資材や古代遺物をサルベージを生業とする少年が、ある女の子と出会い、彼女の願いを聞き入れ楽園を目指すというストーリー。
前作から好評だった熱いシナリオ展開は引き続き本作でも継承されています。
3Dグラフィックのキャラクターがぬるぬると動くムービーがたくさん用意されていて、物語の展開を盛り上げます。
大筋のストーリーは面白く、胸が熱くなる展開が魅力的ですが、主人公が幼すぎる故感情移入し辛い点がマイナス要素
ゲームシステム
こちらも前作同様、広大なオープンワールドの世界を旅しながら、シームレスな戦闘を楽しめる要素は健在です。
新たに、主人公のような前衛で戦う「ドライバー」と後衛でサポートを行う「ブレイド」に分かれており、通常攻撃を当てていくことで特殊な攻撃「ドライブアーツ」を発動できるようになります。
さらに、「ドライブアーツ」を繰り返し使うことで、威力の高い「必殺技」を使うことができる要素が加わっています。
サポートキャラであるブレイドは、物語のメインヒロインの「ホムラ」のほかに、アイテムを開封することで入手もできます。
所謂ガチャのようなシステムで、ノーマルやレアなどランダムでブレイドを仲間にすることができ、様々な属性を持ったブレイドを戦闘中切り替えて戦う面白さが生まれました。
音楽・BGM
作曲もゼノブレイドから引き続き5人の作曲家が担当。
戦闘曲とフィールド曲が特に印象に残る素晴らしい曲だと感じました。
PV動画
ルーンファクトリー4 スペシャル
ジャンル | ファンタジー生活ゲーム |
戦闘システム | アクション |
開発 | ネバーランドカンパニー |
想定クリア時間 | 100時間 |
ストーリー評価 | |
ゲームシステム評価 | |
BGM評価 |
出典:Amazon.co.jp
ポイント
- 3DSで発売された名作「ルーンファクトリー4」に新難易度、結婚生活の新エピソード「しんこんモード」を追加した移植版
- 農業酪農で忙しい日々を楽しみながら、合間にダンジョン攻略を行うファンタジーシュミレーションゲーム
- 新作「ルーンファクトリー5」との連動要素あり
ストーリー
飛空艇の上で賊に襲われて、飛空艇から落ちた主人公は記憶を失うことになります。
落下した町でドラゴンのセルザウィードから王族代行を任され、町を発展させることになるというお話です。
やり込み要素の強いファンタジー生活を楽しむゲームなので、ストーリ要素は薄め。
ゲームシステム
ルーンファクトリー4最大の魅力。
牧場物語に戦闘要素を加えたRPGのようなゲーム性になっています。
ゲーム内時間で経過する一日一日を過ごしながら
- 野菜、果物、花を育てる農業
- 卵を産む鶏、牛乳が取れるウシ型のモンスターを育成する酪農
- 人々から様々な依頼を出されるクエスト
- 貯めたポイントを消費して町を発展させるオーダー
- 武器や防具を作るための採掘
- 魚を釣り上げる釣り
- 物語を進めるためのダンジョン攻略
など、自由度の高い生活シュミレーションを行うゲームとなっています。
「どうぶつの森」に近いと感じがちですが、「どうぶつの森」がまったりほのぼの生活シュミレーションになっているのに対して、
ルーンファクトリーは、一日一日何をするか計画して膨大な作業量を消化していくリソース管理が楽しいゲーム性になっています。
- 朝は畑の手入れ・動物のお世話
- お昼は町の人に挨拶しながら、買い物を楽しむ
- 夕方から夜にかけて、クエスト消化や、ダンジョン探索に臨む
など、毎日がやることが一杯で、それゆえに時間を忘れて熱中してプレイしてしまう面白さがあります。
RPGの戦闘システムは、「攻撃」「魔法」「回避」「スキル」を使う一般的なアクション形式ですが、そこまで凝ったシステムではありません。
ですが、生活シュミレーションを楽しみながら武器の素材となる植物や花を育て、特殊能力を付与し強い武器防具を作成する要素が非常に楽しいと感じました。
牧場物語をやった人は分かると思いますが、毎日畑にに水やり、動物のお世話、住民への挨拶と作業感のあるゲームシステムですが
その毎日の忙しいほどの作業がとにかく面白いゲーム性になっているので、やり込み要素の多いRPG好きな人に是非おすすめです。
音楽・BGM
4季の切り替えに合わせてBGMも変化し、落ち着いた感じの曲が多く心地よいファンタジーシュミレーションの世界を満喫させてくれます。
印象に残るような曲は少なく、曲に関しては可もなく不可もなくといった印象です。
PV動画
イースVIII -Lacrimosa of DANA-
ジャンル | オープンワールド型アクションRPG |
戦闘システム | アクション |
開発 | 日本ファルコム |
想定クリア時間 | 50時間 |
ストーリー評価 | |
ゲームシステム評価 | |
BGM評価 |
出典:Amazon.co.jp
ポイント
- PSvitaで発売されれ、追加DLCを全てを加えた完全版
- スピード感溢れるアクション、激しく盛り上がる曲調の音楽が特徴な王道アクションRPG
- 軌跡シリーズを製作する日本ファルコム製作
ストーリー
旅の途中、大型客船ロンバルディア号に乗った主人公、アドル・クリスティンですが、突如巨大生物に襲われ船は転覆、
漂流した無人島「セイレン島」は、太古に滅びた生物たちが生息した危険な島を冒険しながらその島に隠された真実を紐解いていくストーリとなっています。
主人公アドルは眠りに付く度、ダーナという少女と意識を共有し、「セイレン島」の過去を描くエピソードが展開されます。
次第に明らかになってくる過去の歴史が現代に繋がる演出が面白いと感じました。
ゲームシステム
解放感溢れる広大なフィールドを、ハイテンポで爽快感良く動ける王道なアクションRPGになっています。
ジャンルではオープンワールドと唄っていますが、シームレスにマップが繋がっているわけではなく、広大なマップがエリアごとに用意されている形式となります。
最大の特徴は、爽快なアクションの戦闘システム。
ボス戦では、敵の動作を見ながら防御・回避を選択し、スキルを当てるオートドックスなアクションゲームですが、
敵の攻撃をタイミング良く回避・防御する「フラッシュムーブ」「フラッシュガード」を駆使するゲーム性が激しい戦闘の攻防を繰り広げている演出に繋がり、熱いバトルを楽しむことができます。
難易度も選択することができ、アクションが苦手な人も安心な仕様ですが、
難易度を上げることで、より白熱した良質なアクションRPGの戦闘を楽しむことができます。
音楽・BGM
ゲーム音楽でも有名な日本ファルコムが手掛ける本作ですが、当然のように印象に残るBGMが多く聞くことができます。
フィールド探索・ボス戦の BGMはアップテンポで激しい曲調のものが多く、ゲームを盛り上げる要素として大きく貢献しています。
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