【宿泊レポ】小川屋に泊まるとがっかりする？実際に泊まった感想・口コミを徹底解説(宿泊ブログ)【下呂温泉】

『小川屋』は、「日本三名泉」の一つ「下呂温泉（岐阜）」の中心部に存在する温泉旅館です。

今回は、私たちが「下呂温泉　小川屋」を利用した体験談から

の2つを軸に、実際に小川屋に泊まったリアルな声を余すことなくお届けしていきたいと思います。

小川屋の基本情報

住所	〒509-2207 岐阜県下呂市湯之島570
TEL	0576-25-3121
FAX	0576-25-3268
交通アクセス	ＪＲ高山線下呂駅下車(徒歩８分)
宿泊料金	1泊2人 約80,000円
駐車場	有り　８０台　無料
チェックイン	15:00 （最終チェックイン：20:00）
チェックアウト	11:00
総部屋数	85室
開業日	1949年

『小川屋』は、日本三名泉に数えられる下呂温泉にて70年以上の歴史を持つ老舗旅館です。

70年以上の歴史を持つ老舗旅館ですが定期的にリニューアルを行っており、見た目以上に古さを感じず清潔感もあり綺麗な旅館です。

最大級の100帖空間の畳風呂を含む5つの温泉と趣の異なる貸切温泉も9つ用意されており、充実した設備で温泉旅行を満喫できます。

お部屋の種類

イメージ	客室	料金
	和室 -8畳-	1人あたり9,900円
	紬 TSUMUGI ダブルベッドルーム	1人あたり24,750円
	紬 TSUMUGI ツインローベッドルーム	1人あたり22,950円
	山側客室 -山・街に面したスタンダート客室-	1人あたり22,275円
	川側客室 -飛騨川を臨むスタンダート和室-	1人あたり24,750円
	別館YURAGI -飛騨川を臨む和室6畳-	1人あたり25,245円
	別館YURAGI -飛騨川を臨む洋室TW-（今回紹介の部屋）	1人あたり25,245円
	次の間付き -飛騨川を臨む寛ぎ和室12畳-	1人あたり30,690円
	八座・七賀楽 -高層階川側和室10畳-	1人あたり23,100円
	伍睦 -飛騨川を臨む露天風呂付和室-	1人あたり34,650円
	特別室 -飛騨川を臨む寛ぎ客室-	1人あたり37,620円
	春日 -伍睦 半露天風呂付和洋室-	1人あたり49,500円
	TONERICO -天然温泉付和洋室-	1人あたり39,600円
	SARAI・DAIDAI -露天風呂付和洋室 -	1人あたり44,550円
	碌間壱 -半露天風呂付スイート 65平米-	1人あたり42,570円
	碌間 -半露天風呂付スイート137平米-	1人あたり42,570円

宿泊時のプラン

予約	楽天トラベル
宿泊日数	1泊2日
費用	1人あたり約20,900円
お部屋のタイプ	別館YURAGI -飛騨川を臨む洋室TW-
プラン名	飛騨牛石焼70gをプラス！飛騨牛すきしゃぶ会席

小川屋では、全15タイプのバラエティ豊かなお部屋が用意されています。

その中でも2016年にオープンした比較的新しい「別館YURAGI」に宿泊したときのレポートをしたいと思います。

その他お部屋にも宿泊したことがあるので、各部屋を比較しながらご紹介していきます。

『小川屋』宿泊レポート

まずは小川屋がどんな旅館なのか雰囲気が伝わるように、主要施設を画像付きでご紹介していきます。

駐車場

小川屋の駐車場は3か所あります。

①旅館前

旅館正面にも駐車場がありますが、収容台数は少なめです。

②旅館前・道路を挟んだ反対側

小川屋の正面玄関に向かう道中にあります。

収容台数はそこまで多くありませんが、意外と空いていることが多い穴場の駐車場です。

③旅館裏側

旅館の裏側にある宿泊者専用の駐車場。収容台数が一番多いですが、夜遅い時間になると満車になっていることが多いです。

旅館裏口からエレベーターを使ってロビーに上がることができます。

ロビー

温泉施設

小川屋の大浴場は合計5種類。

それぞれ趣向の凝らした温泉が用意されているので、詳しくご紹介していきます。

薬師の湯

2018年4月にリニューアルされている大浴場。

格子状の窓が特徴で、朝は陽射しが大浴場を照らし、夜には照明が幻想的に彩る情緒を感じられる温泉です。

端には浅瀬もあるので、寝湯のように寝っ転がりながら浸かることもできました。

河鹿の湯（露天風呂）

「薬師の湯」の内階段を降りると入れる露天風呂。岩で囲われた温泉と木で作られた温泉の2種類があります。

露天風呂なので、寒い季節には特におすすめです。

 

1階に位置し隣に道路があるのですが、ドアを開けて露天風呂に入室する際は高度が高く隣の道路から上半身は丸見えの印象でした。

女性の方は胸元をタオルで隠してから入るなど、注意したほうが良いと思われます。

白鷺の湯

2022年5月にリニューアルされた大浴場。最近リニューアルされたこともあり、脱衣所・浴場の綺麗さは下呂温泉旅館の中でも随一かと思います。

モダンで幻想的な雰囲気が素晴らしく、おしゃれな空間で温泉に浸かれるのが最高に気持ちよかったです。

白妙の湯（露天風呂）

「白妙の湯」の内階段を降りると入れる露天風呂。河鹿の湯（露天風呂）と同じく、岩で囲われた温泉と木で作られた温泉の2種類があります。

木で作られた温泉は「ホワイトイオンバス」となっており、入るだけでお肌をツルツルにしてくれます。

汕 sen

露天風呂が併設されていない内風呂だけの温泉です。

ジェットバスや炭酸風呂が配置されており、スパ感覚で楽しめるようになっています。

貸切温泉

貸切温泉の種類は合計9種類

本館（2種）

利用時間	15:30～21:30（毎時30分スタート） 予約制
利用料金	1回45分 / 3,300円（税込）

別館（7種）

利用時間	12:30～21:45（毎時0分スタート） 予約制
利用料金	1回45分 / 4,400円（税込）

お部屋「別館YURAGI -飛騨川を臨む洋室TW-」

今回宿泊したのは「別館YURAGI -飛騨川を臨む洋室TW-」です。2016年にオープンしたということもあり、内装はかなり綺麗でした。

 

 

夕食

夕食は、館内にある季咲亭で頂きました。プランは「飛騨牛石焼ステーキ70ｇを追加！！飛騨牛料理2品の飛騨牛すきしゃぶ会席」です。

先付から順番に品物が出されるコース料理となります。

 

朝食

夕食と同じく食事処は「季咲亭」。朝食は約50種類の献立が用意されているバイキング形式です。

加賀屋のがっかりした・悪かったポイント

ここからは、私たちの経験や実際に宿泊された人の口コミから小川屋のがっかりしてしまう点・悪かった点をお伝えしていきます。

お部屋によっては古臭く感じる

小川屋で予約する際に、一番気を付けた方が良いポイントです。

創業70年以上の歴史を持つ旅館なので、泊まるお部屋によっては古臭さを感じてしまうこともあるため注意しておきましょう。

これらの客室は、安価ではありますがお部屋の年季を感じるかと思います。

 

個人的には、料金も比較的安くお部屋も新しいこちらのお部屋がおすすめです。

 

お部屋自体によっては年季は感じるものの、ロビー・お風呂・お食事処はリニューアルされており、綺麗でおしゃれな雰囲気でした。

あくまでもリニューアルの済んでいないお部屋については、古臭さを感じてしまうかもしれません。

男女交代制で入れるお風呂が選べない

小川屋では、合計5つの大浴場が用意されています。

男女入替制を採用しており時間帯・性別によって入れるお風呂が切り替わるという形式です。

「薬師の湯」「河鹿の湯」
【女性】 翌朝5:00~10:00
【男性】 12:00~25:00

「白鷺の湯」「白妙の湯」
【女性】 15:00~25:00
【男性】 翌朝5:00~10:00

「汕 sen」
【女性】 12:00~25:00
【男性】 翌朝5:00~10:00

旅館側でどのお風呂に入れるかは時間帯で決まってしまうので、自分の入りたい温泉を選べないというのは残念に思いました。

接客サービスが悪い

小川屋では、スタッフの接客態度が悪いという評判をよく見かけます。

私たちも実際何度か泊まっていますが、この評価は実際その通りだと思います。

浴衣を着て案内頂ける女将さんの接客は良い印象です。

勿論、中には接客サービスの良いスタッフさんも居ますが、一部の態度の悪い店員に当たると嫌な思いをしてしまうかもしれません。

当たり外れがある印象なので、スタッフにはあまり期待せずに温泉施設を楽しむ目的だと意識しておくとがっかり感はなくなるでしょう。

小川屋の良かった・満足したポイント

続いては、小川屋に泊まった良かった点について、ご紹介していきたいと思います。

温泉施設が綺麗・おしゃれ

下呂温泉の中でもトップクラスに入るレベルの温泉施設だと思います。

70年以上の歴史を持つ旅館ですが、温泉施設は2022年5月にリニューアルされており、新築同様とってもおしゃれで綺麗な空間で気持ちよく温泉に浸かることができました。

下呂温泉は歴史ある旅館が多いので、どうしても古臭さを感じてしまう旅館が多いです。

その点小川屋では、きちんと予算を掛けてリニューアルされており、温泉設備は清潔感もあり雰囲気も良く気持ちよく浸かることができます。

「設備は綺麗な方が良い」「おしゃれな空間で楽しみたい」という人には是非ともおすすめしたいポイントです。

貸切温泉も充実

設備の綺麗な大浴場も捨てがたいところですが、小川屋では貸切温泉にも力を入れています。

利用は有料にはなってしまいますが、プライベートな空間を楽しめるのでカップル・夫婦・家族での利用にぴったりです。

大浴場で温泉に浸かるのは気持ちよいけど、カップル・夫婦だと離れ離れになってしまう寂しさもありますよね。

貸切温泉であれば、普段一人で入る温泉も「おしゃべりしながら」「イチャイチャしながら」入れるのでカップル・夫婦には特におすすめです。

料理が美味しい

「夕食」「朝食」どちらも利用させていただきましたが、味はもちろんボリュームも充分で満足感がありました。

夕食

和食はどちらかというと苦手なのですが、季咲亭の料理は癖のないものが多く食べやすかったです。

特に飛騨牛が最高でした。飛騨牛石焼は、厚いお肉でも柔らかく高級なお肉なんだと実感しました。

 

ボリュームも多めで満足感高し。小食の方はメインの飛騨牛が出てくる前にお腹一杯になってしまわないようにセーブしましょう。

今回は「飛騨牛すきしゃぶ会席」でしたが「朴葉味噌焼き」も食べたこともあり、こちらも非常に美味しかったです！

朝食

「和食」「洋食」と様々な種類の料理が食べられるビュッフェスタイルです。

種類も多く、一品一品のクオリティも高し。朝からお腹一杯まで食べられました。

お部屋も新築のように綺麗

私たちは今回「別館YURAGI -飛騨川を臨む洋室TW-」に宿泊しました。

老舗旅館とは思えない、新築のような綺麗さでお部屋で「寛ぐ時間」も最高でした。お部屋自体は広いというわけではないですが、この綺麗さで値段も安価なのでとってもオトクだと思います。

ただし、問題点にもあげましたが、小川屋はお部屋によって格差がある印象です。

本館の安価で泊まれるお部屋については、古臭さを感じてしまうお部屋になるので注意しておきましょう。

まとめ：温泉旅行を楽しみたい人におすすめ

サービス	2
立地	3
部屋	4
設備	4
お風呂	5
食事	4
総合評価	22/30

ここまで小川屋に宿泊した体験から評価・レビュー情報をお届けさせていただきました。

小川屋の宿泊するポイントは次のようになります。

小川屋では老舗旅館によくある「おもてなし」だよりではなく、お金を使ってキッチリと設備にも投資しているな。という印象です。

そのため、リニューアルされたお部屋・温泉設備については、古臭さを感じずおしゃれで清潔感のある空間で旅行を楽しめますよ。

 

一方で接客態度はスタッフの対応には期待しない方が吉です。

あくまでもスタッフは除いて、施設での温泉旅行を楽しむ旅館としておすすめです。