カプコンから発売される国内でもビックタイトルの一つモンスターハンターシリーズの新作「モンスターハンターライズ」がいよいよ発売されました。
巨大モンスターを狩り、集めた素材で武器・防具をこつこつと強化していくゲーム性がヒットし話題を呼んだ作品です。
世間がモンスターハンターにハマっている中、私も「モンスターハンター2G」をプレイしたのですが、もっさりとした動作で実はあまりハマれませんでした。
結局序盤少し触っただけで辞めてしまい、後のモンスターハンターワールドも体験版を触ってみたものの購入には至りませんでした。
そしてモンスターハンターライズが発売し、妻が二人でプレイしたいと言い出したので購入してみました。
モンスターハンターシリーズにハマれなかった実績があるので心配でしたが、結論から言うとすごく面白い作品でした。
今まで食わず嫌いだったのかな?と思いましたが、それ以上にモンスターハンターライズは、
癖の強かったゲーム性をマイルドにし、初心者でも入りやすく調整されているのでハマれたのだと思います。
モンスターハンターライズのおすすめポイント
- 和風テイストな世界観
- 大型のモンスターの動きを見極めて戦うバトルが気持ちよく面白い
- 翔蟲(ワイヤーアクション)でスタイリッシュなアクションが可能
- ガルク(犬オトモ)が追加され、自由に乗ることができ移動が快適に
- 拠点・戦闘の音楽が素晴らしい
モンスターハンターシリーズ、実は苦手だったけど・・・という人も様々なシステムの改善があり、初心者でも楽しめる仕様になっています。
もちろん経験者の方でも、楽しさをそのままに快適にプレイできるモンハンへと進化しているので安心してプレイしてくださいね。
今回はモンスターハンターライズをプレイした感想とSNSでの評判・口コミをご紹介していきたいと思います。
こんな方におすすめ
- モンスターハンターライズがどんなゲームか知りたい
- モンスターハンターライズのレビュー・評判が知りたい
目次
モンスターハンターライズってなに?
ジャンル | ハンティングアクション |
開発元 | カプコン |
発売日 | 2021年3月26日(金) |
機種 | Nintendo Switch |
プレイ人数 | 1 ~ 4人 |
拠点とモンスターと戦うフィールドを行き来し、大型のモンスターと戦うハンティングアクションゲームです。
和風テイストな世界観を演出しており、拠点の雰囲気や新たに追加されるモンスターなど和をモチーフに構成されている世界となっています。
ゲーム性としては、強敵との戦いを繰り返す内容となっています。
- 拠点で装備・アイテムを整える
- モンスターを討伐するクエストを受注する
- フィールドへ移動
- モンスターを討伐する
プレイヤーが操作する装備は14もの種類が用意されており、それぞれが全く違う操作性の特徴があります。
武器の操作を極め、大型モンスターの動きの特徴を掴み討伐していくゲーム性が面白い作品です。
本作では、「バイオハザード7 レジデント イービル」「バイオハザード RE:2 RE:3」で使用されている「REエンジン」で開発されており、とても快適なゲーム性を作り出しています。
14のハンターの武器
大型のモンスターに対して、プレイヤーは以下の14種類の装備で立ち向かうこととなります。
- 大剣
- 太刀
- 片手剣
- 双剣
- ランス
- ガンランス
- ハンマー
- 狩猟笛
- 操虫棍
- スラッシュアックス
- チャージアックス
- ライトボウガン
- ヘビィボウガン
- 弓
武器によって様々な特徴があり、使いこなすまでには慣れが必要となります。
新しい武器を作るのにも素材を消費して作成する必要があるため、基本的には一つの武器に絞って戦うことになります。
フィールド
モンスターハンターワールド同様、1つの広大なマップでロード時間のないシームレスなエリアが用意されています。
翔蟲というワイヤーアクションが用意され、プレイヤーが3次元の動きが可能になったため、マップ自体も高低差のあるフィールドへと進化しています。
翔蟲(かけりむし)
モンスターハンターシリーズに新たに取り入られた新システムであり、本作最大の特徴でもあります。
翔蟲は、任意の方向にワイヤーを飛ばして、入力した方向へと瞬時に移動する移動手段です。
マップの縦方向への移動はもちろん、回避、攻撃への起点にするなど、自由度の高い幅広いアクションが可能となります。
使用には専用のゲージをする必要性がありますが、利便性が高く、スピーディーな動きが可能となるので、今までのモンハンとは異なった動きが可能となりました。
また翔蟲を使用するゲージを使用し、翔蟲(ワイヤー)と武器を組み合わせた強力な特殊技である「鉄蟲系技」も新しく追加された要素の一つです。
百竜夜行
本作で追加された新たな遊びのクエスト形式のゲームモードです。
拠点に群れを成して攻めてくるモンスターを、拠点の防衛施設を用いて撃退していくタワーディフェンス形式のモードとなっています。
群れはマップの最奥にある里の扉目掛けて進軍してきます。
扉が、モンスターに攻撃され続けゲージが無くなるとプレイヤーの敗北となります。
プレイヤーは準備時間の間に、拠点に「バリスタ」「大砲」などを設置して防衛設備を整えていきます。
防衛装置には、自動で迎撃してくれるタイプ、自分で操作するタイプがあり
状況に合わせた設備の投入、自操作でのモンスターの撃退が求められる今までのモンハンとは違ったゲーム性となっています。
マルチプレイ
本作でも、仲間と共闘するマルチプレイモードは健在です。
ただしストーリーモードである里クエストはソロ専用のモードとなるので、自分ひとりで攻略する必要があります。
- 里クエスト:ソロ専用
- 集会場クエスト:マルチ対応
里クエストはマルチには対応していませんが、その分難易度も優しく調整されており、本作のモンハンの動きになれるのに最適です。
マルチ対応の集会場クエストは、難易度が高くされており歯ごたえのある狩りを楽しむことができます。
モンスターハンターライズのよかった・面白かった点
モンスターハンターライズをプレイした感想として一番に感じるのはとにかく快適で、
ユーザーがストレスに感じるところが排除されており長年続けてきたゲームシステムの完成さを感じました。
大型モンスターとの戦いが楽しいバトルシステム
モンスターハンターと言えば、大型とモンスターとの戦闘が楽しいゲームですよね。
本作でもこの面白さは健在でした。
武器の操作性の複雑さ、翔蟲を使ったワイヤーアクションなど、覚えることがたくさんで序盤の方はなかなか思ったような動きができず歯がゆい思いをしていましたが
何度も何度も強大なモンスターを倒し続けることで、徐々に操作になれるうちにバッサバッサとモンスターを叩き切れるようになっていけるようになりました。
自分の思ったようにキャラクターを操作できて、モンスターの動きを見極めてモンスターを討伐する楽しさと快感が確かにありました。
さらに私はシリーズ初参戦なので、出てくるモンスターすべてが初めてなので新鮮でよかったです。
毎回違う動きをしてくるモンスターに苦戦はさせられましたが、出てくるモンスターが毎回どんな感じなのかワクワクさせられました。
シリーズ経験者だと、使いまわしのモンスターも多くいると思うので討伐に慣れているかもしれませんが、シリーズ初参戦だからこその新鮮さがたのしく感じました。
新要素・翔蟲(かけりむし)によってスタイリッシュでスピーディな戦闘が可能
翔蟲(かけりむし)は、キャラクターの移動したい方向にワイヤーを飛ばして瞬時に移動するモンスターライズで導入された新アクションです。
ワイヤーを使って高所へ移動するのはもちろん、戦闘中敵の攻撃から交わしたり、近寄ったりする場合にも使うことができます。
敵から攻撃を食らったときに、ワイヤーを使って瞬時に受け身を取ることも可能で、まさに攻防一体の移動装置となります。
この翔蟲を使ったワイヤーアクションにより、今までのモンハンとはテイストの違ったスタイリッシュでスピーディーなアクションに進化しています。
と感じ毎回プレイを挫折していました。
ですがそんな私でもモンスターハンターライズはがっつりハマってしまっています。
使いこなせれば、縦横無尽にマップを駆け回りモンスターを狩る爽快感のあるアクションが楽しめますよ!
広大なマップも移動が快適
前述した翔蟲を使った高所へのアクセスはもちろんですが、本作ではオトモガルクという犬のオトモが追加されています。
オトモガルクは戦闘中一緒に戦ってもくれますが、最大の特徴はガルクにプレイヤーが乗って移動することです。
オトモガルクに乗った状態での移動速度はかなり早く、広大なマップも楽々移動が可能になりました。
モンスターハンターワールドでは、広大なマップが導入されましたが、移動が少々不便なのがネックでしたよね。
モンスターハンターライズでは、高所への移動手段である「翔蟲」とマップを高速移動できる「オトモガルク」の存在で移動のストレスが改善されました。
さらに本作では、初めからマップの位置に巨大モンスターがどこにいるかもマッピングされた状態でスタートします。
これはプレイヤーの新たなペットであるフクロウが上空から偵察してくれるという設定です。
過去のモンハンシリーズでは、敵がどこにいるか探す必要があったり、逃げた敵を追うのが大変だったりしましたよね。
そんな苦労もモンスターハンターライズでは改善されています。
モンスター居る地点まで、ガルクで高速移動で狩りを始めるストレスのないゲーム性になっています。
キャラクター・オトモが可愛い
個人的にかなり進化しているなーと思ったのが、登場キャラクターの魅力さです。
モンスターハンターライズの拠点では、プレイヤーのモンスター討伐をお手伝いしてくれる数々のキャラクターが存在します。
里長フゲン(CV:土師孝也)
受付ヒノエ(CV:佐藤利奈)
茶屋ヨモギ(CV:阿澄佳奈)
オトモ雇用イオリ(CV:花江夏樹)
モンスターハンターシリーズのNPCって影が薄い印象だったのですが、モンスターハンターライズではNPCキャラクターがとっても魅力的で愛着が沸きます。
プレイヤーの冒険に役立つサービスを提供してくれて、個性が強いのですごく印象に残りました。
特に茶屋のヨモギは、団子を注文すると、毎回インパクトのあるイベントムービーを見せられるので惚れてしまいました。
さらに主人公のモンスター討伐を手伝ってくれる「オトモアイルー」「オトモガルク」もとっても可愛らしく癒されます。
防具を変更することもでき、オトモで着せ替えを楽しむ面白さもあります。
BGMも印象に残る素晴らしい楽曲
正直侮っていました。
モンスターハンターライズめっちゃ音楽良かったです。
過去作も少しだけプレイしていますが、そんなに印象に残る音楽はなかったのですが、ライズは聴く曲すべてが印象に残る名曲ばかりでした。
拠点であるカムラの里で流れる町のBGMを始め、強敵との闘いを盛り上げるBGMとどれも素晴らしかったです。
モンスターハンターライズの問題点
ほとんどは気になってはいませんが、私が気付いたモンスターハンターライズの問題点も記載させていただきたいと思います。
覚えることもたくさんあり慣れるまでが大変
シリーズほぼ初参戦ということも覚えることがたくさんで特に序盤は大変でした。
- 基本操作
- 武器の扱い方
- 武器・防具の強化方法
- オトモの雇用・派遣・潜水艦
- アイテム・ショートカットの使い方
- 強敵モンスターとの戦い方
などなど、とにかくモンスターハンターライズは、プレイヤーがやれることが多く、操作方法も複雑なので慣れるまでに時間がかかりました。
ゲームに集中して取り掛かり始めるゲーマーなら大丈夫かと思いますが、ライトユーザーが手軽に始めるには少し重いゲームかなと感じます。
マップに高低差があり複雑
本作では、翔蟲を使った3次元のアクションが取り入られたことにより、マップの構造も高低差のあるマップが用意されています。
平坦なマップからの進化とも言えますが、その影響からマップの構造が複雑化しており、マップを覚えるのが苦手な人には苦労する作りになっていると感じます。
地図上のマップでは2次元で表示されていますが、実際のマップは高低差がある3次元のマップなので、今自分のいる場所や、敵のいる場所が掴みづらかったりします。
マップ上ではモンスターはここに居るはずだけど、実は上の層だったというのは、初めのころはありがちかもしれません。
地図を覚えるのが少し苦手だなぁという人は、少しやりにくいと感じる人もいるかもしれません。
ただし、マップは5種類で何度も行き来することになるので、何度も繰り返していればそのうち覚えてきます。
最初の頃は、慣れないかもしれませんが、マップが頭の中に入ってくるのと、モンスターのアイコンの配色でどこにいるのか分かるようになってきます。
戦闘ばかりで疲れる
モンスターハンターは、大型モンスターとの戦いを繰り返すゲーム性ですよね。
そのため、モンスターとの戦闘ばかりになるので、長時間戦うと疲れてしまうこともあります。
強敵と接戦を繰り広げて、長時間の戦闘を行い討伐
その後里に戻ったら次の強敵と、そこが難しいことがなく面白いところでもありますが
戦闘ばかりで疲れてしまうこともあるかもしれません。
モンスターハンターライズをプレイした総評・レビュー
ボリューム | 70時間 |
ストーリー | |
ゲームシステム | |
ゲーム音楽・BGM | |
キャラクター | |
おすすめ度 |
モンスターハンターシリーズに苦手意識を持っていた私ですが、モンスターハンターライズを通して克服することができました。
操作性が良く熱中して狩りを楽しめたので、次回作が出たときは買うほどにモンハンにハマってしまったと思います。
モンスターハンターライズのおすすめポイント
- 和風テイストな世界観
- 大型のモンスターの動きを見極めて戦うバトルが気持ちよく面白い
- 翔蟲(ワイヤーアクション)でスタイリッシュなアクションが可能
- ガルク(犬オトモ)が追加され、自由に乗ることができ移動が快適に
- 拠点・戦闘の音楽が素晴らしい
モンスターハンターライズは、とにかく快適にゲームプレイができるように調整されていると感じました。
今までモンハンはちょっと合わなかったなぁといういう人でもモンスターハンターライズであれば、快適で操作性の良いバトルで楽しむことができますよ。
マルチプレイも対応しているので、家族・友人・カップルとお誘い合わせの上、快適な狩りを楽しんでくださいね。