レベルファイブが企画・開発を行う「二ノ国」がとうとうスマートフォンで登場しました。
という具合でゆるーく始めましたが、触った感触としては非常にクオリティの高いゲームだと感じました。
ポイント
- ジブリ風の世界観が良い
- オートプレイでながらプレイも対応
- 他プレイヤーとの交流要素が強いオンラインゲーム
今回は、スマートフォンゲーム「二ノ国:Cross Worlds」をゲーマー夫婦が実際にふたりでプレイしてみた評価とレビューをご紹介していきます。
二ノ国:Cross Worlds
Netmarble Corporation無料posted withアプリーチ
こんな方におすすめ
- 二ノ国:Cross Worldsの感想・レビューが知りたい
目次
二ノ国:Cross Worldsってどんなゲーム
ジャンル | MMORPG |
開発元 | ネットマーブル |
配信日 | 2021年6月10日(木) |
機種 | IOS・Android |
料金 | 基本無料(コンテンツ課金制) |
二ノ国は「レベルファイブ」が企画・制作を行い、アニメーションに「スタジオジブリ」を採用したファンタジーRPGです。
本作は、その世界観を継承した作品で、韓国のゲーム会社「ネットマーブル」が開発を行うMMORPGとなっています。
セルラン上位で安定している「リネージュ2 レボリューション」の開発が中心となり、美しいグラフィックとやり込み度の高いゲーム性が特徴です。
実績のある会社だけど課金要素だけは心配かな
リネレボをプレイした人は分かると思いますが、えげつない課金方法の悪評でも有名な開発会社でもあります。
どちらかというとライトユーザー向けである二ノ国がどのようなゲーム性に仕上がっているか心配な人もいると思いますので、実際にプレイした感触をお伝えしていきたいと思います。
ジャンルはMMORPG
複数のプレイヤーが、同じ世界に集まってリアルタイムに一緒に遊べるオンラインゲームのことを言います。
ひと昔前に流行ったオンラインゲームのスタイルで、有名なゲームだと次のようなゲームが発売されています。
- ファイナルファンタジー11
- ファイナルファンタジー14
- ドラゴンクエスト10
- ファンタシースターオンライン2
- ミトラスフィア
- リネージュ2
家庭版で発売されていた「二ノ国」はシングル向けRPGでしたが、
本作「二ノ国:Cross Worlds」は複数のプレイヤーが、同じワールドで冒険するオンライン形式のゲームとなっています。
ストーリー
主人公は、仮想現実のゲーム「ソウルダイバーズ」にβテストプレイヤーとして参加するプレイヤーです。
ですがテスト中に発生したトラブルにより、「名もなき王国」へと飛ばされてしまい正体不明な軍団に襲われる王女を目の当たりにします。
王女から"守護石"を託された主人公は、強大な敵に立ち向かい、滅びた王国を再建を目指していくこととなります。
キャラクリエイト
初めに5人のキャラクターから、操作したいキャラクターを1人選ぶことができます。
チュートリアル後、選ばなかったキャラクターも使用できますが物語を最初から始める必要があり、レベル上げも1からとなります。
(ただしアカウント内でアイテム、イマージェン、所持金などは共有されます。)
キャラクターにはそれぞれ職業が設定されており、戦闘スタイルにも影響するので慎重に決める必要があります。
職業 | 特徴 |
ソードマン | 片手剣を扱い連続攻撃を得意としたアタッカー |
デストロイヤー | 攻撃を受け止めるパーティのタンク役(防御役) |
エンジニア | 味方を治療できるヒーラー |
ウィッチ | 魔法で操る槍を扱う範囲攻撃アタッカー |
ローグ | 弓による遠隔攻撃と味方のサポートを得意とするサポート兼アタッカー |
職業により、キャラクターが固定されるため使用武器・ボイス・性別などは変更することができませんが、
衣装・髪型・髪色・フェイスメイクなどでキャラクターメイキングを行うことができるので個性も出すことができます。
初期はこんな感じ
キャラクターメイクでこんな感じで変更できます。
パターンは決まっているので、洋ゲーのようなキャラクターメイクの自由さはない感じです。
ゲームシステム
MMORPGをスマートフォンに最適化させたゲームということで、「二ノ国」本家というよりは「リネージュ2」に近しいゲーム性です。
クエストを受注した後は、クエスト名をタップすれば自動で目的地まで移動してくれるらくちん仕様となっています。
ひと昔前のMMOは移動に30分かかるのがザラでしたが、現代のニーズに合わせオート操作で煩わしさは削減されている形です。
バトルシステムも左手でキャラクターを移動・操作し、右手で通常攻撃・スキルアイコンタップで使用するオートドックスなゲーム性となっています。
武器、スキル、イマージェンをそれぞれ3つまで装備することができ、ワンタップで切り替え可能なので、敵や状況に応じて戦闘を有利に進める面白さがあります。
こちらもオート機能に対応していて、スキルも自動で扱ってくれるのでオートプレイが基本となります。
課金要素
課金要素はガチャ3種類と、ゲームを有利に進めるためのパスプラン・アイテムの購入があります。
ガチャの種類は次の3種類です。
- 装備召喚
- イマージェン召喚
- コスチューム召喚
評価点・面白いところ
それでは実際にプレイしてみてよかったところを見ていきたいと思います。
アニメチックなグラフィックが良い
独特なジブリのような雰囲気はスマホ版でも健在でした。
キャラクターもアニメチックでとても可愛く感じられるモデリングで日本人好みの作風に仕上がっていると思います。
ゲームのクオリティが高い
最近リリースされたということもあり、ゲーム自体のクオリティはスマホのレベルを超え家庭用ゲーム機並みです。
グラフィックもPS4レベルの画質で出力されており、高品質なゲームであると感じました。
戦闘もスキルアクションのモーション・エフェクトもカッコよく、ぬるぬる動くので見ているだけでも楽しめるゲーム性だと感じました。
音楽が良い
あまり期待はしていなかったのですが、音楽もすごくいいので是非聞いてみてほしいです。
作曲はジブリの映画音楽手掛けている作曲家の久石譲氏が担当しています。
プレイヤーが集まるエスタバニアの街中は、ワイワイと活気づきた雰囲気でフィールドから戻ると安心するような雰囲気をBGMを通して感じられました。
オート操作でストレスフリー
これが一番快適な要因でした。
本作では、基本オートプレイで進行できます。
MMOでは面倒なクエストの受注も、メニュー画面からクエストを出している人が選べるので、ボタンタップでオートで移動してくれます。
クエスト受注後も目的地までの移動・戦闘・完了報告もすべてオートで進行してくれるのでとっても快適です。
煩わしい操作なく、クエストをクリアしてくれるので、現代のニーズに合わせたながらプレイもしやすい環境でした。
オンラインゲームの楽しさ
MMORPGなので、他プレイヤーとのコミュニケーション要素が多いのはやはり大きな特徴と言えます。
同じフィールドにたくさんの他プレイヤーが存在していて交流したり、一緒に冒険できるのはオンラインゲームならではの楽しさを味わえる作品だと感じました。
私たち夫婦はふたりで一緒にプレイしていますが、オートが充実してしているので、会話しながら一緒にゲームを楽しんでいます。
ふたりで攻略情報を話し合ったり、一緒に狩りにいったりと、友達やカップルで一緒にゲームをやれればより楽しめると思います。
問題点・悪いところ
課金要素がえぐい
はい。残念ながらネットマーブルの集金のがめつさは健在でした。
ガチャは3種類に、定額プランやアイテム販売までしており、課金する要素がとにかく多いです。
- ガチャ10連:3,000円
- 最高レアの確率:4%
とガチャのスペックとしては比較的マシなレベルですが、課金要素が多すぎるので先行きが少し不安かなという印象を受けました。
PVPコンテンツもあるようなので、課金力の違いが露骨に出るゲームになりそうな気はします。
ただ現段階では、無課金でも十分ストーリーを楽しめています。
課金要素は多いですが、しなくてもストーリーは楽しめるので気になる人は一度プレイしてみてくださいね。
バッテリーの消耗が早い
ゲームのクオリティが高いので仕方がないかもしれませんが、スマホのバッテリーの消費は早く感じます。
プレイしているとスマホが熱くなってくるので注意しましょう。
まとめ
ここまで二ノ国:Cross Worldsをプレイしてみた評価・感想を紹介させていただきました。
課金要素が不安に思いますが、ゲーム自体はとってもクオリティが高く良質なMMORPGに仕上がっていると感じます。
ポイント
- ジブリ風の世界観が良い
- オートプレイでながらプレイも対応
- 他プレイヤーとの交流要素が強いオンラインゲーム
基本プレイは無料なので気になる方は一度プレイしてみてはいかがでしょうか。
二ノ国:Cross Worlds
Netmarble Corporation無料posted withアプリーチ
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