「Nintendo Switch Sports(ニンテンドースイッチスポーツ)」は、任天堂より2022年4月29日に発売されたNintendo Switch専用ソフト。
Joy-Conに内蔵されたモーションセンサーを活用して、コントローラーをふってスポーツを遊べる体感型のゲームです。
普段あまり体を動かささない引きこもり夫婦である私たちですが、これなら楽しく体を動かして遊べるかもと思い体感型スポーツゲームにチャレンジしてみました。
そこで今回は、実際にSwitchスポーツを実際に遊んでみた感想・レビューを記していきたいと思います。
目次
Switch Sportsってどんなゲーム
ジャンル | スポーツ |
開発元 | 任天堂 |
発売日 | 2022年4月29日 |
機種 | Nintendo Switch ※Liteは非対応 |
プレイ人数 | 1~4人 おすそ分けプレイ対応 |
おすすめ度 | 5 |
Switch Sportsは、体を動かしてスポーツを遊ぶ「Wii Sports」シリーズの第3作目。
テニスであれば、Joy-Conをラケットに見立ててスイングすることでボールを打ち返す、実際に体を動かしながらスポーツで遊べる体感型のゲームです。
収録されているスポーツの数は、以下の6つ。
- バレーボール
- バドミントン
- ボウリング
- サッカー
- チャンバラ
- テニス
各スポーツは、オンライン対戦にも対応しているので全国の人と対戦することもできます。
もちろん、ローカル対戦にも対応しているので、おうちで集まった人と体を動かしてワイワイ遊ぶパーティゲームとしても活用できます。
バレーボール
プレイ人数
- オフライン:最大4人(2VS2)
- オンライン:1~2人(2人協力)
本作より初登場。2体2のチーム戦で戦うスポーツゲームです。
プレイヤーは「サーブ」「レシーブ」「トス」「スパイク」「ブロック」など、リアルのバレーボールの動きに即した動きで直感的にボールを打ち返すことができます。
レシーブ→トス→スパイクをタイミングよく繋げることで、最後のスパイクの威力が高まります。
オンライン対戦にも対応しているので、2人で協力してオンライン対戦に挑むという楽しみ方を実現できます。
バドミントン
プレイ人数
- オフライン:1~2人
- オンライン:1~2人
Joy-Conをラケットに見立て、シャトルを打ち合うスポーツゲームです。
こちらもラケット下から振り上げる、上から振り下ろすなどリアルのバドミントンの動きに即してゲームで遊べます。
- 左右に打ち分ける
- 手前に落ちるドロップショット
- 強力なスマッシュ
これらショットをJoy-Conで使い分け勝利を目指していきます。
1VS1のモードになるので、二人で遊ぶ場合は対戦がメインとなります。
オンラインは基本的には一人で戦うこととなりますが、ゲーム中交代して遊ぶことも可能です。
ボウリング
プレイ人数
- オフライン:1~4人
- オンライン:1~2人
Joy-Conをボールに見立てて、投げたボールで倒したピンを競うゲームです。
ボールの投げ方によって「投げる方向」「スピンがかかる」と本格的なボウリングを楽しめます。
通常レーンの他に、障害物が設置された特殊なレーンも用意されており、一風変わったルールで遊ぶこともできます。
オンラインでは、16人で対戦して上位の人だけが生き残るサバイバル形式の対戦モードが用意されています。
サッカー
プレイ人数
- オフライン:1~2人
- オンライン:1~2人
通常のサッカーに比べ巨大なボールを使用するサッカーゲームです。
本来は足を利用して遊ぶスポーツですが、本作では手でふって動作するように操作設定されています。
- 移動は、コントローラーのボタンで操作
- スイングで、「シュート」「ダイビングヘッド」を使い分ける
チームは4対4で分かれ、得点を競い勝負する形式です。
オンラインでは、1人1キャラクターを操作して4VS4で戦う本格対戦も楽しめます。
2人で遊ぶ場合はオフラインで対戦。オンラインではチームを組んで協力して勝利を目指す形式です。
サッカーだけは、おすそ分けプレイ非対応。一人でJoy-Conを2つ使用する点には注意しておきましょう。(2人プレイはJoy-Conが4つ必要)
また専用のレッグバンドをつけることで足で蹴るアクションをしてゴールを狙うPKのような専用もモードも用意されています。
チャンバラ
プレイ人数
- オフライン:1~2人
- オンライン:1~2人
Joy-Conをカタナに見立てて、隙をみて対手に打ち込む対戦格闘ゲーム。
- Joy-Conを振ることで、ゲーム内のキャラクターがカタナを振って攻撃
- 自分のカタナと相手のカタナをクロスするように構えることでガード
2つの操作を活用して剣を振り合いチャンバラで戦うゲームです。
カタナは3種類用意されており、
- バランスに優れる「カタナ」
- ガードで貯まるエネルギーでチャージ攻撃を行える「チャージカタナ」
- 二刀流のカタナで戦う「ツインカタナ」
自分のスタイルに合ったカタナを選択し、戦いに臨みます。
2人で遊ぶ場合は、オフラインの対戦がメイン。
オンラインは基本的には一人で戦うこととなりますが、ゲーム中交代して遊ぶことも可能です。
テニス
プレイ人数
- オフライン:1~4人
- オンライン:1~2人
ネット越しにラケットでボールを打ち合うスポーツゲーム。
1対1のシングルスには対応しておらず、2対2のダブルスで戦うチーム戦がゲームモードで用意されています。
Joy-Conのスイングで「フォアハンド」「バックハンド」のストロークを放てる直感的に遊べるゲームであり、
振るタイミングによって打つ方向の調整、「トップスピン」「バックスピン」「ログ」などのショットを使い分ける本格的なテニスゲームを楽しめます。
オフラインではダブルスで最大4人まで対応
オンライン対戦では、2人でチームを組んで全国の人とダブルスで対戦することもできます。
ゴルフ
2022年秋にアップデートで実装予定。
プロ認定
Switch Sportsでは、スポーツの競技ごとに「プロ認定」というランクが設定されています。
ランクはAからEまで用意されており、オンライン戦で勝利を重ねることでプロ認定を受けて昇格できるといった仕組みです。
ランクを上げていくごと、強い人とマッチングできる仕様となっており、ランクを上げて上位を目指す白熱とした対戦ゲームとしても楽しめます。
アバターのカスタマイズ
競技に挑戦するアバターは、顔のパーツを選択して自分好みにカスタマイズ可能です。
キャラクターの着用できるコスチュームは、オンライン対戦で勝利することで得られるポイントでガチャ形式で入手できます。
自分好みのスポーツウェア・スポーツグッズで対戦に望めます。
トレーラー
評価点・面白かったところ
それでは、実際にSwitch スポーツを遊んでみて面白かったポイントからご紹介していきます。
実際にスポーツを遊んでいるかのような操作感
Switchスポーツを実際に遊んでみてすごいと思ったのが、リアルでそのスポーツで遊ぶ感覚で遊べる操作感の良さです。
Joy-Conを使って体を動かして操作しますが、本当にそのスポーツで遊んでいるかのような感覚で遊べます。
特にすごいと感じたのは「バドミントン」と「テニス」です。
リアルの感覚で、スマッシュを「右に飛ばしたい」「左に飛ばしたい」と思いながらスイングするとゲーム内でも思ったように動作してくれます。
どちらもそれなりに経験があるのですが、リアルと同じ感覚過ぎてびっくりしました。
体を動かすからこそワイワイ盛り上がる
他にもたくさんのスポーツゲームが発売されていますが、他のゲームでは得られないSwitchスポーツだけの体験というのが、やはり体を動かしながら遊ぶことにあるでしょう。
そしてただ体を動かすだけでなく、ゲームとしての面白さ昇華させているのが素晴らしいと感じました。
バドミントンやテニスのスマッシュ、サッカーでゴールを決めた時の感覚が、実際に体を動かしているからこそ爽快感や喜びが半端じゃありません。
バレーボールを2人で協力して遊んだときは、「レシーブするよ!」「トス上げるよ!」と思わず声が出てきてしまいます。
得点が決まったときは「よっしゃー!」と、ワイワイガヤガヤ盛り上がること間違いなしのゲームだと感じました。
楽しく運動不足を解消できる
Switchスポーツは、体を動かして遊ぶので運動不足を解消するのにもぴったりです。
私たちも引きこもりのゲーマーなので、普段から全く運動をしておらず体重も少し気になり出している所ではあります・・
じゃあダイエットのため運動しよう!と思っても「楽しくない」「つまらない」「退屈」と感じてしまい長続きもしません。
ですが、このSwitchスポーツであればゲーム感覚で楽しく運動できるので、おうちで気軽に運動できるグッズとしてもぴったりだと感じました。
実際にそのスポーツを遊んでいる感覚でブンブン腕を振り回すので、ゲーム終了時は息があがっているのでそれなりの運動量にはなると思います!
2人での協力オンライン対戦がとにかく楽しい
Switchスポーツでは、2人で協力してオンライン対戦に臨むこともできます。
- テニス:2VS2で協力プレイ
- バレーボール:2VS2で協力プレイ
- サッカー:4VS4で協力プレイ
主にこの3つのスポーツが、一緒にプレイする人と息を合わせた協力プレイが求められるので共闘感が凄まじかったです。
実際に私たち夫婦も2人で一緒に遊びましたが、協力プレイでめちゃくちゃ盛り上がりました。
- 得点を決めたときは、ハイタッチで喜ぶ
- 得点を決められたときは、ドンマイドンマイと励まし合う
など、ワーワー言いながらはしゃいで遊べたのでとっても楽しかったです。
オンライン対戦モードで遊ぶには、「Nintendo Switch Online」の月額サービスに加入する必要がありますが、2人で遊ぶなら是非オンライン対戦にも挑戦してみてください。
問題点・悪かったところ
続いて、実際にSwitch Sportsを遊んでみて悪かったところをご紹介します。
体を動かすので疲れる・汗をかく
評価点でも挙げさせてもらいましたが、Switchスポーツはリアルで遊ぶかのようにJoy-Conをブンブン振り回して遊ぶので結構な運動になります。
私たちも1時間遊んだくらいで、汗だくになってしまうという状態です。
身体が疲れるので長時間は遊べない、お風呂後は汗をかいてしまうから遊びにくくなるというのは体験型スポーツゲームならではのデメリットだと感じました。
競技数が少なく感じる
Switchスポーツでは全6種類のスポーツが用意されていますが、それぞれミニゲームのような感覚なのでボリュームとしては少なく感じました。
また私たちのようにオンラインで2人で協力プレイがしたいとなると、「テニス」「サッカー」「バレーボール」の3種目に限定されるのでかなり少なく感じます。
単品のスポーツだけでも、やり込みがいのあるゲームなので充分とも言えますが、もっと色々なスポーツがあると嬉しいなと思いました。
SNSの評判・口コミ
Nintendo Switch sportsにバドミントン入ってるからやってみたくて買ってやってみたら久しぶりのバドミントンに楽しくてやりすぎて……右腕筋肉痛になりました笑
— みちゃ。 (@micha_nemnem) April 29, 2022
Switchsports楽しすぎる〜😆🙌💕
オンライン対戦で旦那さんと協力プレイしたんですけどすごく白熱するしめちゃめちゃ盛り上がりました‼️
実際の腕の動きとゲームの中の動きにほとんどズレがなくて本当にそのスポーツをしてるかのような感覚になる✨
1試合ごとに2人とも汗だくでした😂笑#SwitchSports pic.twitter.com/chWXTuzesi— チヨコ (@chiyo5_tales) April 29, 2022
Switch sportsめっちゃ面白い🤣家族で白熱しています。バトミントンやり過ぎて明日肩上がらないかも pic.twitter.com/dIoFnCdvUE
— HIRO (@golfdaisukibut1) April 29, 2022
息子が買ってきた新しいソフトが思った以上に楽しくて3人でめちゃくちゃやってる😆
トレやらないでずっとテニス、バドミントン、ボウリングやりました。
いやーいい運動✨
2枚目の写真はバドミントン習ってる娘とソフトテニス部の息子の負けられない戦い。#SwitchSports #スイッチスポーツ pic.twitter.com/qS3joX912i— ∴まめ∴ダイエット中 (@mame157cm) April 29, 2022
解説動画・実況プレイ
総評・まとめ
ここまでSwitchスポーツを実際にプレイした感想・レビューを記載させていただきました。
Switchスポーツは、身体を動かすスポーツの面白さとゲームとしての面白さを掛け合わせた体験型スポーツゲームの名に恥じない作品だと感じました。
評価点
- 実際にスポーツを遊んでいるかのような操作感
- 体を動かすからこそワイワイ盛り上がる
- 楽しく運動不足を解消できる
- 2人での協力オンライン対戦がとにかく楽しい
実際にスポーツで遊んでいるような感覚が素晴らしく、マルチプレイでは大いに盛り上がる作品です。
パーティゲームとして優秀なのは間違いないので、是非「恋人」「家族」「友達」と一緒に遊んでみてくださいね。