2020年11月19日、久々に桃鉄新作がswitchで発売されました。
久々に桃鉄やるかーということでAmazonでポチって購入したので
桃鉄シリーズの最新作『桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~』の感想とゲームレビューをしていきたいと思います。
こんな方におすすめ
- 桃鉄2020の感想を知りたい人・購入を検討している人
目次
ゲーム基本情報
商品情報
ジャンル
ボードゲーム
開発元
コナミデジタルエンタテインメント
発売日
2020年11月19日
機種
Nintendo Switch
プレイ人数
1~4人
自分たちは鉄道会社の社長となり、日本を地図を舞台にサイコロを振って駆け回り、お金を稼いで物件を買い資産を高めていくすごろくゲームです。
最終的に、一番資金を持っているプレイヤーが勝利という形になります。
基本は目的地を目指してすごろく
ゲーム中、目的地の駅がランダムに決められます。
一番最初に着いたプレイヤーはたくさんのお金がもらえます。
逆に目的地から遠くに居るキャラクターは、プレイヤーへ妨害してくる貧乏神が憑いてしまいます。
物件を買う
駅のマスに止まると、お金を使って物件を買うことができます。
物件を買うと、購入した物件自体が資産となります。
ゲーム終了時はいくらの資産を築いているかが重要なので、多くの物件を持っているプレイヤーが有利となります。
その他にも物件を持っていると、以下のようなメリットがあります。
- 決算のときに物件の収益分お金がもらえる
- ランダムで臨時収入が入る可能性がある
さらに一つの駅の物件を全て買い占めると「独占」という状態になり
- 独占した駅のすべての物件の収益率が2倍になる
- 駅によっては歴上のヒーローが様々な効果で手助けしてくれる
というプレイヤーにより大きな収益をもたらしてくれます。
お金を稼いで物件をたくさん買い占めていくのが桃鉄の基本プレイ方法になります。
ゲームを有利に進めるカード
自分のプレイ開始時、ゲームを優位に進めるためのカードを使用することができます。
カードの効果は様々で、ゲームを盛り上げる様々なカードが用意されています。
- サイコロたくさん振れるようになる「特急カード」「新幹線カード」
- どこに飛ぶかは運しだいですが一気に目的地まで近づける「ぶっとびカード」
- 貧乏神を他人に擦りつける「あっちいけカード」
- 他プレイヤーと所持金を交換する「とっかえっこカード」
- 他プレイヤーのカードを一枚指定して奪う「刀狩りカード」
強力なカードが多数用意されており、さいころを振るだけではないすごろくゲームを作り出しています。
プレイヤーに嫌がらせをする貧乏神(ボンビー)
目的地に誰かがゴールしたとき、目的地から一番遠いプレイヤーに貧乏神が憑いてくるようになります。
自分のターン終了時に、
- 所持金からお金を奪う
- 物件を5倍の値段で買ってくる
- 所持している物件を売ってくる
- サイコロの出目を少なくする
など様々な嫌がらせ行為を働いてきます。
またランダムで別の凶悪なボンビーに進化することがあります。
キングボンビー
憑いたプレイヤーから多くの資産を奪っていく凶悪なボンビーです。
- サイコロの出目により、大量にお金を奪う
- カードを全て奪い、強烈なデメリットのあるカードを渡してくる
など、プレイヤーを萎えさせる恐ろしい行動を取ってきます。
キングボンビーJr.ポコン
前作の「ハリケーンボンビー」のポジションです。
ランダムで自分が所持している物件を吹き飛ばして、所有権を無くしてしまいます。
一度で多くの物件を吹き飛ばすので、物件をたくさん所持していると多くの被害に見舞われます。
ビッグボンビー
サイコロの出た目の分だけ、自分が持っている借金の額を倍増させてきます。
借金の額が大きくなる卑劣なボンビーですが、所持金を0円にする徳政令カードで簡単に対応できるので比較的マシなボンビーです。
キングボンビー「デストロイ号」
キングボンビーの最終形態。
サイコロを三つ振った分だけ移動し、周囲の物件を破壊して回り全てのプレイヤーの所有権を剥奪させる凶悪なボンビーです。
憑いているプレイヤーだけでなくすべてのプレイヤーに悪影響を及ぼすので、あえて高価な物件を所持しているプレイヤーの近くに行き資産を消滅させるという卑劣な行為にも利用できます。
ミニボンビー
おこずかいと称してプレイヤーからお金を奪う卑しいボンビー。
ですが金額はかなり低めでプレイヤーから唯一愛されるボンビーでもあります。
おすすめポイント
変わらない桃鉄の面白さ
このゲームを最初にやった感想は、いつも通りの桃鉄という感覚でした。
目的地を目指すボードゲームというシンプルなゲーム性ですが、長年にわたり開発されてきた完成度の高さを感じます。
単純に目的地を目指すだけでなく、
- 寄り道をしてカードを集める
- 物件を買って資産を貯める
- 貧乏神が付かないように順位を調整する
などシンプルなゲーム性でも戦略的に立ち回れる桃鉄の面白さが今回もしっかりとありました。
カードで生まれるボードゲームの戦略性
今回も100種類以上のゲームを優位に進めるためのカードが用意されています。
このカードによって多彩な戦略的に立ち回れるようになっています。
特に強いなと感じたのは以下のカードです。
- サイコロを5個振れる「ロイヤルEXカード」
- サイコロを8個振れる「リニア周遊カード」
- 全国からランダムで選ばれた3つカードショップへ飛べる「☆飛び周遊カード」
- 物件を独占できる駅がリストアップされて飛べる「物件飛び周遊カード」
- 強力なカードをコピーして増やす「ダビングカード」
強いカードをたくさん集めて、ゲームを優位に立ち回る面白さがあります。
貧乏神の恐ろしさ
今回も貧乏神の恐ろしさは健在です。
物件を一杯持っていて、強いカードをたくさん持っていた圧倒的優位なプレイヤーが貧乏神が一度憑いただけで最下位に転落することはよくあります。
貧乏神が暴れまわる姿を、憑いた相手が自分でなければ微笑みながら楽しめるでしょう。
おすすめできないポイント
友情崩壊ゲー
桃鉄は友情崩壊ゲーとよく聞きます。
桃鉄はパーティゲームとして確かな面白さがありますが、以下の理由によりそれ以上にストレスが溜まるゲームでもあります。
貧乏神が凶悪過ぎる
ゲーム開始時からコツコツと貯めていた資産、物件が貧乏神が憑いただけで軽く吹き飛びます。
気持ち良く勝っていたのに、一気にコツコツと増やしてきた物件が崩壊し、借金地獄になったら面白くないですよね。
貧乏神が憑いたプレイヤーはストレスが溜まり不機嫌になってしまいます。
友人と醜い足の引っ張り合いが発生する
ゲームプレイを優位にカードの中には、他プレイヤーを妨害するようなカードが多数存在します。
- プレイヤーの所持金を交換する
- 僻地へ飛ばす
- サイコロを1か2しか出せないようにする
- 他の人のカードを叩き割る
など、これらのカードは相手を指定して実行できるものが多く
友人への妨害工作を行い、恨みを買いそしてやり返されると不幸の連鎖へと続いていきます。
また凶悪な貧乏神は、他プレイヤーをマップ上で追い越すことで擦り付けることができます。
貧乏神を他プレイヤーに擦り付け合う醜い戦いが繰り広げられます。
負けているプレイヤーはつまらない
勝っているプレイヤーは上り調子で気持ちのいいプレイができますが、貧乏神がついて転落したプレイヤーは気持ちのいいプレイはできません。
転落したプレイヤーは良いカードも持っていないと思うのでのし上がるのに非常に時間が掛かります。
この間は辛い時間になるので、プレイしていても面白さを感じられずやる気が無くなってしまいます。
紹介動画
パーティゲームとしては安定の面白さ、友情崩壊に注意を
ここまで「桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~」をプレイした感想を紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか。
接待ゲームとしては時間を忘れて熱中するくらいの面白さがありますが、同時にお互いの足を引っ張り合う友情崩壊要素もあるので注意しましょう。
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